
「キレイとモテは比例しない」と思っている美人の勝ち
キレイな方が、人間トクをする、これは紛れもない事実。最近は、美人よりもイケメンの方がもっと世の中にチヤホヤされているのを見るにつけ、キレイなことはやっぱり大事と思い知ります。
しかし世のイケメンもじつはそこ止まり。恋愛がスムーズ行くかどうかは、まったく別問題であることが、彼らイケメンを見ているとよくわかるはず。チヤホヤされることと、ひとりに愛されることはまったく別次元の話。逆に中途半端にチヤホヤされていたりするから、プライドだけ高くなり、恋愛にはそのキレイがかえって足かせになることだってあるはずです。
キレイだという自覚があり過ぎると、素直になれなかったり、身勝手になりがちだったり……。そもそも女は、キレイになると何でも叶うと思ってしまいがち。けれど、それがまず間違いなのです。出会いやきっかけも一見、キレイな方が多いようだけど、むしろ人に出会った時に相手の心に入り込む決め手は、キレイであることよりも、むしろ自分から相手に好感を持つことの方が大事。自分が相手に好意を持つことが、引力となって人を惹きつける。
だからキレイなこと自体は恋には意外に役立たないと、そう思っている美人の方がきっとモテるはずなのです。
あの押切もえさんが、「恋は?」の質問に「片想いの人がいます」と答えていて、片想いなんてウソっと思うけれど、ホントかウソかは別として、その自信のないあたりが魅力、キレイが余計に際立ち、片想いの彼が知ったら、ぐっとくるはずなのです。
キレイな方がモテるのは世の道理。でも現実はそう簡単じゃない、そうすんなり行かないと知っている美人が愛される……そういう法則があることを知って下さい。だから女は無欲に淡々とキレイになるのが正しい。恋に有利などとは考えず。
女性誌編集者を経て美容ジャーナリストに。多数の連載エッセイを持つ他、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『大人になるほど愛される女は、こう生きる』(講談社)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか?』(マガジンハウス)など著書多数。
MISS本誌では「齋藤薫の私的人生論」を連載中。