
ともかく何がなんでも原因を探す
二人で“その原因”を探したのでしょうか?どうしても踏み切れない理由。結婚式場の下見までしているのに、最後の一線を越えられないのは、明らかに何かの力に邪魔されているわけで、それが何であるかをなぜ確かめないのでしょう。
いやひょっとすると、その原因を突き止めるのが恐くて避けて通ってきたのではないでしょうか? あるいはそんなこと、会うたびに相手に問いただしているというのかもしれません。その場合は相手が“本音”を語るのを恐れているかも。
恋愛には、“コワイから明白にしないこと”、あえてフタをしたままにしておくことって少なくないと思うのです。その気持ち、女ならよーくわかる。でもそうやって、時間をただ引き伸ばしているだけでは、苦悩が増えていくだけ。もしも、彼が自分の仕事上の問題で自信がもてないというなら、女は待つことができます。でも、どうしても二人が一生をともに生きる組み合わせとして違うと思うなら、やっぱり早く決断をしないといけない。
待つべきか、決断するべきかできるだけ早く白黒をハッキリさせるべきなのです。何十時間話し合っても徹夜してでも、突き止めるべき。一日のばしにすると、一年だってあっという間。25歳からの5年間はとても長い。でも30歳という年齢はまだ全然若いのです。新しい出会いを探すのにはちょうどいい年齢なのですから。ともかく話し合う。二人で答えを見つけてください。なぜ覚悟ができないの?
女性誌編集者を経て美容ジャーナリストに。多数の連載エッセイを持つ他、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『大人になるほど愛される女は、こう生きる』(講談社)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか?』(マガジンハウス)など著書多数。
MISS本誌では「齋藤薫の私的人生論」を連載中。